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転生とらぶる
ガンダムW
1557話
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が当たれば大怪我間違いなし……下手をすれば死んでしまうかもしれないだろう威力を持つ。
 もっとも、結局ガンダムには全く効果がないんだが。
 そう思った瞬間、今までで一番強力なビームがバスターライフルから放たれる。
 おい、もしかして今ので怒ったのか?
 まぁ、他人に自分のMSを弄って欲しくないと言い、修理も自分の手で行うような奴だ。当然その辺には色々と思うところあるんだろう。
 その割りには原作だとあっさりガンダムを破壊しようとしたり、自爆したりするんだが。
 ともあれ、今の一撃でヒイロが怒った……とまではいかなくても、苛立ったのは事実らしい。
 こっちに向かって放たれる攻撃が一段と激しさを増している。
 そんなヒイロの攻撃を回避しながら、カートリッジ交換の済ませたドーバーガンでヘビーアームズへとビームを放つ。
 先程放った一撃とは違い、燃費重視のビームライフル程度の威力の代物だ。
 ヘビーアームズもとっくに態勢は立て直しているが、それでもビーム攻撃は命中すると不味いと判断したのか、こちらの攻撃を回避する様子を見せていた。
 にしても、早くノベンタの放送はされないものか。
 一応襲撃があっても、総会は続けるように進言してあるので、その辺は大丈夫だと思うんだが……それでもコロニーへの宥和政策が発表されるのが遅い。
 2機のガンダムの相手をしながら、格納庫へと通信を入れる。
 すぐに映像モニタに映し出された整備員に対し、口を開く。

「総会の方はどうなっている!?」
『それが、OZのトレーズがガンダムの襲撃もあって、一旦総会を中止してはどうかと……』

 それについては織り込み済みだ。
 これは原作でも同じような流れだったから、特に驚くべき事はない。
 ノベンタ、セプテム、ベンティの3人にも、何か騒動があっても総会は続けるようにと言っておいた。
 特に今回の件はコロニーとの宥和政策の件もあって、間違いなく重大な話になる筈だった。
 だが……にも関わらず、まだノベンタの通信はない。
 原作通りならいざ知らず、今の連合軍はOZをかなり怪しい目で見ている。
 この連合総会において何か怪しい動きをするのではないかと、そんな風に考えている者も決して少なくない。
 だからこそ、それぞれが連れてきた護衛の数も多かったし、MSも含めて十分な戦力をここに用意してあるのだ。
 今の状況でトレーズの言う通りにしなくても良さそうなものだが……

『詳しい事は分かりません。ですが、総会の進行が現状で止まっているのは間違いありません』
「……凛はどうしている?」

 ヘビーアームズのビームガトリング砲とウイングガンダムのバスターライフルを回避しながら、通信を続ける。
 俺と凛、綾子の3人がシャドウミラーという傭兵団だ。……現
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