第四章
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「丁度いいおやつだったわ」
「そうよね」
「じゃあまたね」
「ええ、またよね」
「一緒に遊びましょう」
「今度は何をして遊ぼうかしら」
郁実が考える顔になって言った。
「今日はバトミントンだったけれど」
「カードゲームどう?」
公子は三人にこの遊びを提案した。
「男の子達がよくやってるけれど」
「バディファイトとか?」
友美は自分の兄がしている遊びから答えた。
「それとか?」
「まあ何かよくわからないけれど」
「カード屋さんに行って」
「やってみない?」
「お金かかるでしょ」
少し考えてだ、友美は答えた。
「だからね」
「駄目?」
「お金ある?」
「そう言われると」
公子もだった、そう言われると辛いところだった。
「難しいわね」
「そうでしょ」
「じゃあ他の遊びね」
「まあ何かね」
今度は郁実が言った。
「その時思いついた遊びすればいいじゃない」
「そうよね」
彩乃は郁実のその言葉に頷いた。
「その時皆でしたい遊びするとかまた友美ちゃんのアイディアにつくか」
「私の?」
「そうしてね」
そのうえでというのだ。
「一緒に遊びましょう」
「そうね、じゃあまたね」
「ええ、また遊びましょう」
「皆でね」
西瓜を食べた後でだ、彩乃達はにこにことして話をした。そうしてこの日はそれぞれの家に帰ったが家に帰るとだ。
彩乃は急にトイレに行きたくなってトイレに急行した、トイレから出て手を洗った時にトイレに急いで入るのを見た母に言われた。
「お外で水分沢山採ったのね」
「西瓜食べたけれど」
「西瓜は殆どお水だから」
だからだというのだ。
「それでよ」
「おトイレに行きたくなったの」
「たっぷり汗かいたのに」
「それでも出るものは出るの」
西瓜で水分を大量に採ったからだというのだ。
「そうなのよ」
「そういうことなのね」
「そう、夏でもおトイレに急に行きたくなるわよ」
「あまり沢山水分採ったら」
「西瓜もね、それと汗かいたって言ったわね」
「友美ちゃん達とバトミントンしてきたから」
彩乃は母にこのことも話した。
「結構以上にね」
「じゃあシャワー浴びなさい」
「今から?」
「そう、それで奇麗にしてきなさい」
「夜も浴びるのに」
「女の子は身だしなみよ」
母はこのことは少し厳しい声で言った、家のリビングで。
「汗臭いと駄目よ」
「だからなの」
「そう、入ってきなさい」
「別にいいと思うけれど」
「だから汗臭い女の子は駄目よ」
母は拒もうとする娘にさらに言った。
「だからいいわね」
「そこまで言うのなら」
彩乃も頷いた、そしてだった。
母の言う通りシャワーを浴びに風呂場に向かった、そのうえで汗をすっき
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