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メン・タンク・マッチ:MTM
初動編
MTM:初動編 第6話:「修練(きょうしつ)」Cパート 前半
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考え出した。
それから、他の3人は天桐が考えている間に次の作戦を話し合っていた。
それから5分位が経っただろうか。3人は色々話し合ってはいたが、まだまとまった結果は出せて
いなかった。
「ここでプランDはどうだ」
「けど、雨が降っている為成功率は低いですよ」
「ここは作戦なしで一気に真正面からカチコんだら」
突然、天桐が言い出した。
「よし、この作戦でいくぞ」
その言葉に早間は直ぐに反応して聞いた。
「何かいい作戦でも思いついたんですか?」
「あぁ、皆いいかよく聞いてくれ。これは、全員が同意しないとしないつもりだ」
天桐は真剣な目をして皆に言ったせいか、車内が一気に緊張が走った。
それから天桐は作戦を皆に説明を始めた。
3分が過ぎただろうか、説明が終わると天桐は皆に向かって言った。
「これでいこうと思う。勿論、これで大丈夫とは言い切れん。先程のこともあって、バレるかもしれ
ない。けど、これしかないと思ったんだ。少し危険な手だが、皆・・・いいか?」
天桐は4人の顔を見て確認する。
すると、4人は互いの顔を一度見てから迷いなく賛成した。
「もち」「うん」「おう」「はい」
天桐は4人の了解を確認すると、
「よし」
両手で自分の頬を叩いた。
「では、いくぞ。作戦開始だ」
そして、天桐達は腹を決めた。

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