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わたし達捜査一課はとある事件を
追っていてね」
ヒロシ:「とある事件ですか?」
おばあちゃん:「えぇそうですよ。
身元不明の犯行グループによる
ポケモン強奪事件。被害者の話では皆、
ポケモンバトルを申し込まれ立ち合った所、
奇妙なボールを投げられ自分のポケモンが
回収されていったとか」
ヒロシ:「奇妙なボール?」
おばあちゃん:「黒と白の二色で
出来たモンスターボール。
一度そのボールに回収されたポケモンは
飼い主の言う事を聞かず、犯行グループの
ポケモンになってしまうという物です」
ヒロシ:「なにっ!」
おばあちゃん:「その話を聞いた
セキエイ警視庁は内密にカントー地方の
各署から腕利きのジュンサー達を
集めて”ポケモン強奪事件特別捜査一課”を
設けたんですよ。組織の目に止まらぬよう
メデイアに取り上げる事を伏せ、
短期決戦で解決し市民に不安が広がる事を
防ぐ体制をとって、、、。
目的は謎のポケモン犯罪組織の撲滅。
わたしもその捜査に参加しておりまして、
現場の指揮をとっていましてね、、、」
ヒロシ:「それで、何か掴めたんですか?」
おばあちゃん:「先ずわたし達は
囮捜査を開始して、
ポケモン強奪犯が犯行を犯す瞬間を
待ちました。そして作戦を実行し、
組織の組員が捜査官とポケモンバトルをした時、
組員が投げたボールを
待ち伏せしていたもう一人の捜査官が
回収することに成功したのです。組員には
逃げられてしまいましたけどね」
ヒロシ:「そうですか、、、」
おばあちゃん:「、、ただ、その回収した
奇妙なモンスターボールが
シルフに疑いを浮上させる重要な
手掛かりになったんですよ」
ヒロシ:「!?」
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