暁 〜小説投稿サイト〜
終わらないジングルベルを 〜ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー企画〜
黒澤家の長女とただイチャイチャしてベッドで(自主規制)なことをするだけなのに妹が突撃してきたので姉妹丼になって襲われました本当にありがとうございますinクリスマス
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 他人はどうであれ、ダイヤはそういうのに疎いと思っていた...が、残念俺より知識が豊富なのでした。やはり勉強熱心で清楚っぽい女性は、営み的で保健体育の実技的な知識も豊富なのだろう...全員が全員とは言わないが。あくまで私見である。





「...はぁっ、っく、ちょ、ダイヤっ...息させろってっ...」




 空気を求めて唇から離れようとする俺と、まだ満たされずに啄むように唇を突き出すダイヤ。俺が下がるとダイヤは近寄ってきて、そんなことを繰り返してたらいつの間にかダイヤに押し倒されていた。はて、予定では俺が押し倒すはずだったんだがどうしてこうなったんだ。『もうすこし』と耳元で囁かれると男として断れず、仕方なしと身を任せる。
 しかしまぁ、されるがままというのも癪なので、意識がキスに回ったダイヤのどさくさに紛れてさり気無くふくよかな胸に手を這わせる、当然、直で。


「ふうっ!?ぷはっ、ちょっと何をなさってますの!」
「いいじゃんスキンシップスキンシップ♪」
「ですから!触っていいなどと一言も???はうっ!」



 二つの双丘を下から頂点へ手指を這わせて、その動きに合わせてキスの真っ最中のダイヤに口から何とも言えないエロティックな吐息が漏れる。知ってた、とんでもないくらいにエロいことを。


「やっん、いつまで...そうしてる、はぁ...おつもりです、の?」
「ん〜?まーずっとしててもいいかなって。ダイヤがすげぇ可愛いし、エロいし、更にも一つエロいし」




しかし、そんな甘い時間は長くは続かない。






直後、ガラガラガラと扉の開く音が響いた。にもかかわらず俺の上に覆いかぶさってるダイヤはキスを止めない。

「っぷは、だ、ダイヤ...誰か、帰ってきたって」
「はぁ...は、はぁ。気のせいですわ。今日はわたくしと貴方以外誰もいませんもの」
「ちょ、おま―――」














「ただいま〜。お姉ちゃん帰って来てたんだ???」



 聞こえるのは女の子の声。すべてを言い終わることなくビキリとダイヤの部屋に片足突っ込んだままの黒澤家次女、ルビィが立っていました。片手には大きな買い物袋が下げられていて、はみ出ているのは赤と白の服と何らかの動物の角のカチューシャ。
 俺とダイヤが実家に帰省する、しかも敢えてクリスマスという日を選んだことを知っていたからか、コスプレでもして盛大に盛り上げようという寸法だったのだろう...。この日をどれだけ待ちわびていたのか想像しただけで、俺とダイヤの及んでいる行為に申し訳なさが募るわけで。


「えっと...そ、その〜」


 何か言いたそうに口をパクパク、まるで魚が餌に食
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