暁 〜小説投稿サイト〜
終わらないジングルベルを 〜ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー企画〜
黒澤家の長女とただイチャイチャしてベッドで(自主規制)なことをするだけなのに妹が突撃してきたので姉妹丼になって襲われました本当にありがとうございますinクリスマス
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「なんつーか、今日のダイヤは可愛いな」
「今日のって...その言い方ですといつもは可愛くないと言われているように聞こえますわ」
「そうだな、いつもは可愛いというか...美しい?」
「どうしてそこで疑問形なのですか?」
「んなこときにすんなって」
「なんつーか、今日のダイヤは可愛いな」
「今日のって...その言い方ですといつもは可愛くないと言われているように聞こえますわ」
「そうだな、いつもは可愛いというか...美しい?」
「どうしてそこで疑問形なのですか?」
「んなこときにすんなって」
俺はもう一度ダイヤの髪を触って、おでこに軽くキスをする。なめらかですべすべだった。それでは物足りなかったのか空いた両手で俺の背中を強く抱きしめる。いつもは自分から触れてこない、触れることを拒んでいるダイヤがいつになく積極的でちょっぴり嬉し恥ずかしだったりする。俺とダイヤは恋人同士の関係で、それは当然お互い理解している。とはいえ、いつでもどこでも一緒に行動するわけでは無いし、年がら年中イチャイチャ見せびらかすような恋人関係でも無かったりするわけ。強いて言うなら仲良しな姉弟?友人?みたいな。実際千歌達にはカップルと認識されなかったわけで
だからこそ、こういった甘えてくる行為そのものが久しぶりすぎてやたらテンションが上がってくる。
「ダイヤ」
「な、なんですの?」
「...キス、してもいいか?」
「そういうこと、女の子に尋ねるものではありませんよ」
おーけー、と適当に返事して俺はダイヤに顔を近づける。いつもダイヤの肌は綺麗でつやつやしてんのなあって思っていたけど、いざこうして間近で見るとそれがもろにわかる。元々綺麗だったのかもしれないし、陰ながらの努力の成果なのかもしれない。
「んっ...ちゅ、ん、んぅっ......」
なんてことを考えて止まっていたら、むっとした表情のダイヤが不意に顔を近づけてきた。
「ん、ふぅ...まったく、貴方は何惚けていたのですか。口先尖らせて変な顔になっていましたわよ」
「ダイヤの肌綺麗だな〜って思っていただけだよ」
そう言いながら俺はもう一度唇を重ねる。やさしくて穏やかで、そして何処に行くあてもない口づけだった。あたたかくて親密な気分になっていて、そのことを何かのかたちで残しておきたいと無意識に考えていたのだろう。俺たちのキスはそういうタイプのキスから始まる。そして徐々にお互いの舌で相手の口内をかき回していくディープなものへとチェンジする。ちなみに、舌を入れるのを先にしてくるのはダイヤであったりする。そう、そういう事に興味なさそうな人こそ、貪欲で積極的だとよくネットの書き込みで見かけるけど、まさにその通り。
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