暁 〜小説投稿サイト〜
終わらないジングルベルを 〜ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー企画〜
黒澤家の長女とただイチャイチャしてベッドで(自主規制)なことをするだけなのに妹が突撃してきたので姉妹丼になって襲われました本当にありがとうございますinクリスマス
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ちゅっ、ちゅぅ......」


漏れる吐息がエロい。



「ぷはぁっ......はぁ、はぁ」
「はぁ......おま、舌絡めすぎな」
「そ、そんなことございませんわ。人のせいにしないでくださいます?」
「ったく。昔は俺の事好きだとか言いながら避けてきたのにな」
「っ!それは、昔の事で...今は、貴方の隣平気ですわ」


お互いに離れ、ダイヤは引っ張ってそのままベッドへ俺を座らせる。
ストンとそのまま俺のすぐ隣に座った。

「......ほ、ほら。平気ですわ」
「顔、真っ赤だぞ。それはいいのか?」



そんな言葉が口から出た。つい、照れくさくて。


「今更、何を言っておりますの?......貴方が隣にいるから、顔が赤いのですわ」
「......っ」


俺の彼女は、ダイヤは頬を染めながらはにかんだ笑みを浮かべる。そして、身体を寄せてきた。
ダイヤの細くて長い指が、俺の手の甲に触れた。
ていうか、手を握ってきた。



「いつでもどこでも、こうしてスイッチ入ってくれればすげぇ嬉しいんだがな」
「こんなこと、公の場ではできませんわ。恥ずかしいですもの」
「......だな。こんなダイヤ、他の男に見せたくねぇわ」


更に俺らの距離が近くなる。
俺の顔をのぞき込むようにして。息がかかるほどの距離。その距離が1ミリ、2ミリと縮まる事に俺の視界にはダイヤの整った顔しか映らなくなった。

「あっ...」


ダイヤの細い声が漏れる。


「なぁ」
「なん、です、の?」
「今日...御両親は来ねぇんだよな?」
「きま、せんわ」
「......ルビィちゃんは?」
「る、ルビィは... 花丸さんの家で」
「狙ったな?この時を」



目を逸らして、ダイヤの事を直視していないとわからないくらい、ほんの僅かに頷く。普段は人前は当然のこと、俺の前ですらそういった表情を見せないダイヤに魅せられて、ごくりと生唾を飲み込む音が聞こえた。ダイヤとの付き合いはそこそこ長いもんだと思っている。それこそ、一年前まで共にスクールアイドルをしてきた仲間よりも。まぁ、鞠莉や果南と比べたら短いけど。それでも、そんな彼女たちですら、今のとろんとした彼女の顔を見たことがあるだろうか。



「たまには...いいではありませんか」


 俺は優しくベッドに押し倒す。たったそれだけの行動で俺の鼓動は早まり、まるで黒澤ダイヤという蜘蛛の巣に捕らえられたように彼女の瞳から、体から目を離すことができなかった。左手でダイヤの頬伝い、その手が頬から黒髪、そして耳たぶへと這う。耳の中にちょっと触れただけでビクリとダイヤは反応するところがなんともいえないエロさを感じさせる。

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