暁 〜小説投稿サイト〜
終わらないジングルベルを 〜ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー企画〜
黒澤家の長女とただイチャイチャしてベッドで(自主規制)なことをするだけなのに妹が突撃してきたので姉妹丼になって襲われました本当にありがとうございますinクリスマス
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"これから彼女の家でいちゃいちゃするぜぃ!!あわよく
ば夜の営みなんかも......笑"







そんな非リア充な人にとっては不愉快極まりない発言をTwitterでとばす。うん、満足。
これでどうせRTだのお気に入りだの、リプで"爆ぜろリア充"だのと炎上してるんだろうな。
そんな予想できる展開にニヤリと口端を持ち上げる。




「なにを1人で笑ってますの?」
「ピギィッ!?な、なんでもないぜ」
「さり気なく妹の真似をしないでいただけますか?」
「おっと失礼。妹のルビィちゃんがあまりにも天使すぎて」
「そ、そんなの全然関係ありませんわ」


俺の彼女である黒澤ダイヤは呆れたような声色で呟く。だけどこのやり取りに心地良さを感じているに違いない、うん。
俺は彼女に愛されているからな!
黒澤家の玄関を通り、靴を脱いで長い床を歩いていた。


お互い、今は大学1年生。
地元の内浦を離れてTOKYOの大学に進学していたが、今日は絶賛クリスマス。年末年始は恐らく俺が忙しいのでこうして黒澤家に3日ほどお世話になることにした。


とはいえ、何度も訪れた事のある家だから多少のことは知ってるつもりだ。黒澤家の事、両親の事、妹のルビィちゃんの事......当然、ダイヤの事も。



「御両親は?」
「今日1日不在ですわ」
「ふーん。大天使ルビィちゃんは?」
「さらっと大天使だなんて付けないでくださいませんか?確かに妹のルビィは可愛いですが貴方に言われると腹が立ちますわ」
「うわっ、出たよシスコン。はーこれだから最近の若モンは歪んでるんだよ。主にダイヤの性格みたいに」
「叩きますわよ?」



とか言いつつ、俺の事大好き過ぎだから叩かないくせに。
俺は頭をガシガシと掻きむしってダイヤの背中について行く。



俺とダイヤが出会ったのは高校1年の春。
女子高の浦の星と、俺の在学していた男子校の合同生徒会という集まりの時に知り合った。当日お互いに役員ではあったし、議題について話し合う時も反りが合わなくて意見が対立する時なんてよく......いや、全部そうだった。
とはいえ、容姿にはメチャクチャ惹かれていた。一目惚れだった。黒髪ロングに前髪パッツン。口元のホクロを見てると発情してしまうのは間違いなく俺だけだ。すらっとした綺麗な姿勢は黒澤家だからだ。多分それだけで通じる。

その日はそれだけで終わったけど、浦の星に"高海千歌"という古い友人がいるため、ヤツの力を借りてどうにか連絡先を入手!

積極的に話しかけていくうちに一緒にご飯を食べたり映画を見たり、デートっぽい展開まで漕ぎ着けることが出来たのは高校2年の冬。
その時は恋人同士では無かったけど
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