今からでも遅くない!大人のBar使いこなし講座・その2
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
さて、約束の金曜の夜になった。意外と知りたい奴が多かったのか、希望者を募ったら結構な数が集まった。一回でやるには数が多すぎたので、今回は暁、雷、電、村雨、夕雲、巻雲の6人に限定させてもらった。
「しっかしまぁ、結構いるモンだなぁ。Barでお洒落に飲みたいって奴が」
「だってやっぱりお洒落じゃない?ムーディなBarで好きな人とお酒を酌み交わすなんて♪」
そう言い出したのは村雨だ。白露型の中でも大人びてるお前が酒絡みの会話してると、キャバ嬢とかホステスに見えて仕方無いんだが。
「まぁいい、とりあえず適当に席に着きな。特別講師はも少し仕度がかかる。その間に俺からの講義といこう」
「あら、特別講師がいらっしゃるんですか?どなたかは知りませんけど、提督だけで事足りるんじゃありません?」
そう口を挟んできたのは夕雲だ。服装は夕雲型の制服だが、化粧がいつもより入念だ。俺を狙ってるとの噂(情報源:青葉)だが、まさかな。
「俺はBarの知識なんかは教えられるが、流石に所作やらなんやかんやはな。同じ女の方が解るだろうしな、そっち方面に明るい奴に頼んである」
まだ誰かは明かさない。どうせならビックリさせたいしな。さて、まずはBarに行った事の無い人達に送るstep1、テーマは『用途に合わせた店選びをしよう!』だ。
「一口にBarと言っても、今は多種多様、色んな種類がある。皆でワイワイ騒ぎやすい店の形もあれば、静かに大人な時間を過ごせる雰囲気のある店もある。今回は俺なりの分析を加えた形で、大きく10の形態に分けてみた。早霜、例の資料を」
「はい、店長」
手が足りなくなりそうだったので、今回は早霜にアシスタントを頼んである。……あぁ、今回はガールズバーは含まれていない。あれはどちらかと言えばキャバクラに近いもの、と俺は捉えているからな。
《提督流分析による、Barの10の店舗形態とその特徴》
・本物を味わうBAR
・音楽を楽しむBAR
・競技を楽しむBAR
・会話を楽しむBAR
・お酒と共に食事を楽しむBAR
・エンターテイメントを楽しむBAR
・専門性の高いBAR
・出会いを目的としたBAR
・趣味をお酒と共に楽しむBAR
・夜景や景色を楽しむBAR
等々、色んな種類のBarが今も増え続けている。
「う〜ん……」
「これだけ見ても、イマイチピンと来ないですよぅ司令官様ぁ〜」
そう言い出したのは生徒(でいいのか?)の中でもお子ちゃまの部類に入る暁と巻雲。
「まぁ、そうなるよな。んじゃ、1つ1つ解説していくぞ」
※こっからは長いし、俺の個人的主観も入るから注意して読んでくれ。
・本物を
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ