702部分:第百二話 ゲヘナの神その四
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ていた。そのうえで二人は対峙になっていた。
「それではだ」
「俺がこの技を出したことは数少ない」
ドーマはそれだけに真剣であった。まさに闘う戦士の顔だった。
「これは言っておく」
「少ないか」
「俺がその実力を完全に見定めた時だ」
その時だというのである。
「その時にこそ使う技だ」
「わかった。ではだ」
「見せよう」
ドーマの言葉がいよいよさらに強いものになってきた。
「その技をな」
こうして今二人の小宇宙がさらに高まっていく。それは静から動に向かう前の小宇宙だった。それが高まってきているのであった。
第百二話 完
2010・3・13
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