ガンダムW
1556話
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ろうが……生憎と、ここは地球だ。
そしてトールギスという絶対強者を相手に模擬戦を続けてきたエアリーズ部隊は、こと防戦に関しては相当の技量を持っていた。
取りあえずあっちの方は暫く放っておいても大丈夫そうだな。
バスターライフルだけではどうしようもないと判断したのだろう。ウイングガンダムは、デスサイズと同様にバルカンとマシンキャノンをこちらに向かって放ってくる。
トールギスを倒した後も連合軍のMSを倒す為に手札を温存した……といったところか。
まぁ、ヒイロにとってみれば俺だけを相手にしている訳にはいかないということなのだろうが……少しばかりこっちを甘く見ているんじゃないか?
スーパーバーニアを使いながらトールギスを動かす。
一瞬前まで機体のあった場所を弾丸が通り過ぎていくのだが、その動きを即座に修正して先読みするようにこっちの移動する予定の場所へとバルカンとマシンキャノンを放つウイングガンダム。
それを、スーパーバーニアを最大限に使用し、強引に軌道を変える。
ニーズヘッグならまだしも、推進剤が必要なトールギスでこんな真似をすればその消耗は激しい。
また、TGCジョイントや関節部分のPS装甲といったシャドウミラー特有の技術を使われていない以上、俺の操縦技術をフルには発揮出来ない。
この戦いが終わったら整備員にしっかりと整備してもらう必要があるだろう。
可能であればオーバーホールが望ましいのだが、オペレーション・デイブレイクの件が一段落つくまで余裕はあまりない。
そんな風に考えながらウイングガンダムの攻撃を回避していると、突然機体にエマージェンシーが鳴り響く。
こちらに向かって、大量のミサイルが飛んできたのだ。
それを放ったのは……ヘビーアームズ!?
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