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ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
逃避行の果て 前編
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を沢山傷つけたじゃないか?仲間を助けるために仲間をね。

その結果、君は独りだ。誰も仲間なんていない

別にいいんじゃない?信頼関係も無く、仲も悪い。そして、差し出してきた手も拒絶した。これで仲間なんて言えるわけない。いや、そもそも関わる資格も無い』


「アイ、ツの言う通、り…………俺に、お前達と関わる、資格なん、て…………無いんだ」

「レイ…………ナかないで? 」

セシリアに言われ、俺は涙を流していたことに気づく。ああ。無意識に顔を隠してたのは、泣いていた事を隠すためだったのか。

「悪、い…………落ち着くまで、少し待ってて……くれ……」

「ウン………」

セシリアは短く答え、距離を詰めて俺の背中を擦ってくれた。





ーーー−−





次々と溢れてくる涙がようやく止まり、小さくため息を吐く。

「ダイジョウブ? 」

「ああ…………ありがとな、セシリア。それとごめん」

お礼と謝罪をし、星空を見上げる。それにつられてか、セシリアも顔を上げる。

「レイ………さっきのコトだけど、ダレにナニをイワれても、レイはワタシタチのナカマ…………そこにシカクなんてカンケイない………とオモう」

「思うかよ…………けど、俺が俺じゃない時は、お前達を傷つちまうかもしれねぇ。そんなの仲間って言えねぇだろ? 」

「チガう…………レイはレイ。ワタシや、ミンナがシっているレイ。マけずギラいで、ナカマオモいで、ヤサしい。だから、レイはリッパ。
けど、ナカマだからって、エンリョしなくていい。トキにタスけアって、トキにケンカしてキズつけアう。それがナカマであり、トモダチ。
だから、エンリョしなくていい」

「そ、そうは言うけどよ…………」

「レイは、コワいの…………? 」

「…………怖いよ。これ以上、大切な人を傷つけたくないし、失いたくもない。出来るなら、離れたくもないし、られるのも嫌だな………」

今の気持ちを、素直に言う。離れなきゃいけないと思いながらも、本音は嫌だったんだと今分かった。

「…………ダイジョウブ。スクなくても、ワタシはハナれない…………ミンナもきっとそう。ホントウにタイセツにオモっているなら、もっとワタシタチをタヨって」

「え? 」

最後の言葉に、思わずセシリアの方を見る。

「レイはなんでもヒトリでガンバりスぎ…………だから、ダレかをマモるどころか、ジブンもマモれてない…………。
けど、ヒトリでムリなら、フタリ。フタリでムリなら、サンニン。サンニンでもムリなら、ミンナとやればいい……………それなら、ミンナもレイもマモれる」

セシリアが星空から俺の方へと顔を向け、微笑みながら言ってきた。

「レイは、ヒトリじゃ
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