ながもんの仲直り大作戦!(後編)
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が台詞を全て言い終える前に、陸奥は左手の薬指に自分で指輪を填めていた。
「むっ、陸奥!?お前は本当にいいのか?」
「何よ長門姉ぇ、競争相手が増えるのがそんなにイヤ?」
そういうと陸奥はカウンター越しに俺に抱きついてきた。流石は超弩級戦艦、大したボリュームだ。……って、重要なのは今はそこじゃねぇ。
「ほ、ホントにいいのか陸奥?てっきりお前は断るかと……」
「あら提督まで、失礼しちゃうわ。……私、金剛が相手でも一航戦が相手でも負けるつもりは無いわよ?」
そういうと俺の頬にキスしてきた。……いやはや、陸奥はこんなに甘えん坊キャラだったのか、初めて知ったよ。
「む……陸奥ううううぅぅぅぅぅ!」
嫉妬なのか寂しさからか、顔を真っ赤にして絶叫する長門を尻目に、陸奥は俺から離れようとしなかった。その後、陸奥が秘書艦の日にはべったりくっつかれるようになったのは言うまでもない。…あぁ、胃が締め付けられる。
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