進路指導のウィザード
襲撃後の会議×深夜の駅前
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五チーム様々な指揮系統がある為、混乱防止にてグレモリーは私とシーグヴァイラが指揮を執ります。一誠さんは気楽になってくれていいですよ」
「助かる。と言う事でグレモリーはソーナとシーグヴァイラの指揮を執る・・・・『王』不在で当惑するかもしれんがソーナとシーグヴァイラの指示に従ってくれるか?」
『はい!』
グレモリー眷属は気合を入れた返事をするが、この前地下深くで鍛錬させたのか確実にパワーアップしている。二人はいくつか質問していくが、ゼノヴィアのエクス・デュランダルの力は七つの内四つ。
破壊・擬態・透明・天閃だが、たまに上手くいかないのが癪で夢幻と祝福は能力的に相性が悪い。ま、鍛錬と本番では力が出せるので期待させておく。問題は支配だが、ぶっつけ本番なら大丈夫だろうな。
「今回は町の地下がバトルフィールドなので、いつもの戦い方では確実に制限付きとなるでしょう。大きな破壊と共に崩落・地盤沈下の影響を受けてしまいますが、余程の派手な攻撃をしなければ大丈夫かと」
「そうね。状況的に見えば威力を抑える事ぐらいしか言えないけど、必要な威力出すのならこちらから指示を出すと。朱乃と白音も私らに聞く事があれば今の内よ」
ソーナとシーグヴァイラでの即興戦術を練っていたが、俺達は俺達で戦えば問題ないのでな。それに必要以上なパワーを出さずに出来る剣士が居るし、能力も全て使えてフェンリル親子がオマケとして付いて来る。と言うより俺付近で待機している番犬、神をも喰らう狼だったとしても、今では神をも従う従順なペット化となっている。
「ところでソーナ、コイツは誰だ?」
「私も気になっていたんだけど、どちら様?」
シトリー側に見知らぬ巨躯の男が一人立っていて、外国男性のようで灰色の髪をして前髪が長く目元を隠すような髪型だ。体格はヘラクレスみたいだし、顔も良さそうな感じだった。
「そう言えば紹介が遅れましたね、こちらの男性は駒王学園大学部に在籍する大学生の方で。シトリーの新たな『戦車』です」
「・・・・黒神の『王』である兵藤一誠様。お初にお目に掛かる、我が名はルー・ガルーであり皆からはルガールと呼ばれている。気軽に呼んで欲しい」
「ルガールさんがこんなに喋る姿は見た事がないですね。やはり黒神の『王』相手だからでしょうか?私達もそう呼ばれているので一誠さん達もルガールさんと呼んで下さいな」
「そうなのか?ルガールだったか、よろしく頼む」
俺が握手しようと手を出すと素直に握り返したので、コイツは良い奴だと感じたのは同じシトリーでも思っただろう。シトリーに新たな『戦車』でも体格的に納得出来るしな、大学生って事は肉体年齢だと同じなのか?俺はこれでも二十四だが、中身は数千〜数億と生き続けているから本当の歳などとっくに忘れて
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