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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
698部分:第百一話 赤い爪の光その四
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するというのである。
「どちらにしても戦うがな」
「貴様もいればそれだけで有り難い」
 シオンの言葉は本心そのものだった。
「だからだ。是非な」
「やらせてもらうぞ」
「そしてだ。目指すはだ」
「アーレスの玉座じゃな」
「そうだ。そしてだ」
 さらに先を進む。その赤く禍々しい小宇宙に満ちた場所をだ。
「もう言うまでもない」
「そうじゃな。ではな」
「何時かまた一緒に飲もう」
「ふぉふぉふぉ、またな」
「うむ」
 こんな話をして彼等も戦いに赴く。まずは聖闘士が勝利を収めた。


第百一話   完


                2010・3・11

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