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IS 輝き続ける光
与えられる試練
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かっている、視線を向けてみると青髪の少女がこちらへと歩いてきている。

「少しよろしいかしら、霧雨 閃輝君?」
「余り宜しくない。こっちは女子に囲まれてるストレス解消の為に此処にいるんだ、なんでそれをわざわざ邪魔されるのを許可する必要があるんだ」
「そう邪険にしないで貰いたいわ、モテないわよ?」

そういいつつパッと開いたセンスにはモテないわよ?と書いてあった、妙に腹立たしい。ムカつく女だ、だがあまりにも幼稚な女だ。内心に隠している思いを全く隠せていない、自分に接触し情報を引き出してこちらに引き入れたいと思っているのが駄々漏れだ。普通の人間なら問題ないだろうが、胡散臭さで世界一な八雲 紫に比べれば……こうしてみると改めて幻想郷の人材のスペックが可笑しいかよく解る。

「モテる?この学園の人間にか、俺のDNAやらを欲しがっている女達にか。なら良かった、俺はモテないでいい」
「言い過ぎでなくて?」
「いいや正当な評価だ、極々一部にはまともな奴もいるがそれ以外は全員同じだ。アンタとも馴れ合う気はない、更識 楯無。話し合う気があるなら本名で来るんだな」

立ち上がりながら煽るように楯無の隣を通り過ぎながら呟いた一言に彼女は眼を見開いた、そして言葉を発しようとしても驚きで声出せなかった。なんとか呼吸を整えて改めて叫んだ。

「何を言っているの!?私は楯無、それが本名よ?!」
「まあそう思ってんならそれでいいさ、ぶっちゃけアンタの名前が本名でも偽名でも如何でも良いからな」

本心である。偽名であろうと元々関わろうとする気はない、純粋に煽る目的で言っただけなのだから。ひらひらと後方へと手を振ってそのまま閃輝は去っていく。

『バディ良いのか?下手に煽って強硬手段にでも出られたら面倒だぞ?』
「それはそれでいいさ、後は狩れば良いだけだ」
『やれやれ。君はゼロワンとも気が合いそうだな』
「おいおいあいつと一緒にするなよ、あいつは闇兄しかバディにしねえって」

「だらっしゃあい!!……閃輝の野郎俺の悪口でも言ってやがんのか……?」
『俺の事かもな』
「だったら賭けるか?」
『俺は一体何を賭ければいい』
「……あっ」
『バディ、もう少し考えろ』


閃輝が楯無に接触を受けた翌日、遂にクラス別クラス代表戦が行われようとしていた。クラスの結束力と友好を高めようという取り組みで行われるこの行事。優勝クラスには1週間デザート食べ放題のパスが渡されるらしく女子たちはえらくやる気になっている。

「全くもって元気ですわねぇ私、学園のデザートはカロリー高めで食べる気起きないのですが……」
「だったら負ければぁ?あたしなんかもっと悲惨よ、やる気なかったのに代表候補だって解ったら掌返すように私に代表変更させられたのよ?もうやる気
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