天才少女の月旅行
番外編 クリスマスの花嫁
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「エクス……カリバー!!!!」
無理でした
「終わらないクリスマスっていうのは中々良い響きだよねバーサーカー」
「あきらめないでくださいお姫様」
セイバーにランサーで挑むのが土台無理な話なんだって
サンタオルタはクラスライダー?知らないわよそんなの
「仕方がないですねぇ、諦めてクリスマスのイルミネーションでも見て永遠に私と過ごしますかお姫様?」
「それは嫌だ」
考えるだけでゾッとする
「そもそもあの騎士王……サンタ王?はなんであそこにいるんでしょうね?」
「んーサンタクロースは自分より下のサンタクロースに対して絶対令でも出せるとかですか?」
「それだとムーンセルのサーヴァントが全員サンタ属性を与えられた時点で詰んでるしそれならアルトリアペンドラゴンなんて必要ないはず」
考えるべきはサンタオルタではなくてサンタクロースだ
何故こんなことをするのか
サンタクロースという無辜の怪物がバーサーカーの無辜の怪物スキルに巻き込まれた
サンタクロースはそこから逃げようとしている?
クリスマスを終わらす方法は明日が来ること
どちらかというとクリスマスがクリスマスとして機能していないから明日が来ない
クリスマスにクリスマスが終わったと クリスマスがあったと思わせるためにはクリスマスプレゼントが必要なのか
「ならわざわざサンタクロースなんか倒さなくてもいいじゃん」
「ぶっちゃけますねーお姫様」
「元から蘇生の決着術式を持ってるからこんなもんだけど普通の人なら2回もエクスカリバーに飲まれたら廃人になるわよ」
はっきり言ってあのサンタオルタは倒せない
あんな目に入る物すべてに聖剣をぶっ放されるとどうしようもない
「うーん、私としてはもう少し楽しみたいんですけどねぇ?色々と用意もしたのに」
「用意?」
「えぇ、サンタオルタさんが倒せないで四苦八苦しているお姫様を慰めるためにシャンパンとか七面鳥とか色々と」
「随分とよく用意ができたのね……どうやったのよ」
お金等は持っていないしそんなものバーサーカーに調達できるはずがないんだが
「それはここが私の…………しまった」
こいつ怪しい
そうだ、この前聞いたバーサーカーのアレなら…………まさかな?
「令呪を持って命ずる全て話せ今すぐに!」
どうせ明日には消えるギャグ空間
遠慮なく令呪を使わせてもらおう
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