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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
693部分:第百話 魔の杖、再びその一
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を出してきた。それは。
「クリムゾンミスト」
「まずは霧か」
「私の魔の世界はここからはじまる」
 そこからだというのである。
「そしてだ、次はだ」
「杖だな」
「読んでいるのだな」
「如何にも。既にわかっている」
 そうだと返してみせる。返しながらその杖を出してだ。かざしてその技の名前を言ってみせるのだった。その技の名前も既にミロの知るものだった。

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