第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
W 〜乗り越えるU・食った男〜
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ンジョーカーエクストリームへと強化変身を遂げたWが、アルティメットドーパントに向き直る。
『あのドーパントの検索を終了した。この状態なら大丈夫だ』
そう言うWにアルティメットドーパントが迫り、その姿をスキャンし始める。
だが間もなくアルティメットドーパントの身体の赤いラインがどんどん発光し、しまいには火花を散らしてスパークしてしまった。
『やはりエクストリームメモリの取り込みはできないようだね。一気に決めよう!!』
「ああ!!!」
ドライバーを一度閉じ、そして再度開くことで、必殺技のマキシマムドライブが発動する!!!
《エクストリーム!マキシマムドライブ!!!》
「『ハァッ!!!!』」
Wが跳びあがって両足をそろえてエネルギーを込める。
そしてアルティメットドーパントに向かってゆき、技を叫んでキックをぶち当てる!!!
「『ダブルエクストリーム!!!』」
「ゴガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
そのキックがアルティメットドーパントに命中、爆発を起こしてWが着地する。
その断末魔からして、命中したことは確かだ。
「やったのか?」
照井と蒔風がWに駆けよって状況を聞く。
だが返ってきたのはフィリップの悔しそうな声だった。
『ダメだ・・・どうやら逃げられた。サイクロンの疾風でいなされて、メタルの硬度で耐え、ジョーカーの身体能力で逃げおおせたようだ。まさに究極の名に恥じないドーパントだ』
「感心してる場合か!!あれは厄介な敵だ・・・倒しきれなかったのは痛い。「奴」との戦いであれがいたんじゃどう仕様も・・・・・・・」
蒔風がアルティメットドーパントを追おうと言う。
そこで
《イーター!!》
ドブッ!!ガチュガチュガチュ・・・・・・・
だがそこまで言った蒔風の腹を蛇のようなモノが貫いて、言葉が止まる。
その蛇の先端の口が、食いちぎった蒔風のソレを食っていた。
「グ・・・・バッ・・・・・・」
「蒔風!!!クソッ!!!!」
Wがその蛇の頭を専用武器プリズムビッカーで切り落とす。
ズルズルと触手のようなモノが抜かれ、その先には一人の男がいた。
「このメモリ、なかなかオレの肌に合うな。巡り合わせ、か」
そうつぶやく男の姿は何ら一般人と変わらない。
顔がこの青天の中、影に覆われて見えなくなっているのみ。
そしてその右腕だけが変貌しており、長い触手になっており、先端が蛇の口になっていた。
「ガブッ・・・てめ
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