暁 〜小説投稿サイト〜
艦娘達と少し頼りない提督
着任〜艦隊合同作戦
X'mas特別編?クリスマスの奇跡?

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
これはクリスマスの日の朝
「こんなところに呼んで済まないな加賀」
「朝から鎮守府の屋上に呼び出すなんて珍しいわね、一体何事かしら?」
宮本提督はそう言われると少し照れながら小さな箱を私に渡した
「今日はクリスマスだろ?だから俺からのプレゼントだよ、箱の中身は開けてからのお楽しみだけどな」
中身を見るために箱を開けた
「これは、まさか」
「そうだ、そのまさかってやつだね」
箱の中には指輪が入っていた
「そろそろ渡しても良いかなって思ってたんだ。ちなみにその指輪は、カッコカリじゃない。本当の婚約指輪なんだ。」
普段の提督と変わり、まさかのサプライズで泣きそうになりつつも
「こんな私ですが、これからもずっとお願いしますね」
「ああ、君を絶対に幸せにして見せるよ。どんなことがあっても君と一緒だから。」
「ありがとう、提督」
「もう契りを結んだ身だ、提督なんて堅苦しいぞ」
「そうね、あなた。」
「それじゃあ、結婚式に新婚旅行、色々決めることがあるから、一緒にこれからも頑張ろう。」
この時間がずっと続けば良いのに、私は今心からそう思っている。太陽の光がまぶしい、これがクリスマスの奇跡って奴なのね…

雀が外で鳴いている

「夢?だったのかしら」
私は深く深呼吸して軽く体を動かし海に出て
「畜生がぁぁぁぁぁぁぁ」
と一声その後に
「結局夢落ちじゃないかぁぁぁぁぁぁぁ」
「もうちょい夢見せろやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
朝っぱらから大声出されたら誰でも迷惑だろうが私は何倍も悲しい夢見たから多少は、ね?
「加賀、朝から大声出すのを止めてくれないかな?皆のイライラが全部俺に来るんだよね。嫌なことがあったなら相談に乗ろう。」
私は夢に見たことをすべて話すことはしなかったが、嫌な夢を見たと言うことを言った
「加賀にも、そう言う所あるんだな、昔からの馴染みだけど親近感凄い湧いたわ」
「そうだ、金剛と加賀にはこのプレゼントを渡そうと思ってたんだ、金剛には後で渡すけど、加賀には先に渡しておくよ」
提督はそう言うと小さな箱を渡した。ん?何だろう凄いデジャヴを感じるぞこれ
「結婚指輪ですが何か?」
「マジですか?」
「マジですよ。」
どうせ夢なんだろうと思い頬を引っ張ったがどうやら本当らしい
「今までお前から逃げていたのはこれを買うためだったんだこれからも宜しくな」
「はい、私もこれから宜しくお願いしますね」
サンタクロースはものすごいプレゼントを私にくれたみたいだこの幸せは絶対に離さないと私と彼は太陽の元に誓った
ちなみに、金剛にも渡したが加賀と金剛は揉めることもなく普段通り意気投合していたので一夫多妻制は許されたがこの二人の難題を越えないと結婚出来なくなったらしい

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ