変わりダネ!おにぎり特集@
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
た変わりダネのおにぎりなんて。定番のおにぎりで十分美味ぇだろうに。」
梅におかか、昆布にたらこ、明太子、鮭にツナマヨ。日本でよく売れるおにぎりの具の『定番』と言われているのはこの辺りか。このラインナップでも十分だと思うのだが。
「だってほら、どうせなら変わったおにぎり作って料理上手アピールしたいじゃん?」
というのは鈴谷の談。まぁ確かに、変わったおにぎりも作れれば料理上手だとアピール出来るか。
「じゃあ、しおいはどうなんだ?」
「大鯨さん、いつも頑張ってる私達によくおにぎり作ってくれるの。それがスッゴく美味しくて、私もこんなに美味しいの作りたいなぁって。……でも、普通のおにぎりだと大鯨さんに勝てない気がして…」
何となくだが、言いたいことは解る。要するにしおいは大鯨をビックリさせて喜ばせたいんだ。それじゃあ普通のおにぎりだとインパクトが弱いって所だろう。
『普通のおにぎりでも十分に喜ぶと思うんだけどな〜。』
感動屋の大鯨の事だ。お弁当を作ってくれたというだけでボロボロ泣いてしまうかも知れない。まぁいいさ、俺は協力出来る事をするだけだ。
「んじゃま、炊き上がりを待つ間に具材の準備するか!」
「「は〜い!」」
2人の元気の良い返事に気分をよくしながら、俺は具材の準備に入った。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ