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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
689部分:第九十九話 宮殿の中へその三
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それに四闘神の方々はだ」
「貴様をしても容易な相手ではない」
「それにアーレス様だ」
「あの方には勝てはしない」
 その彼等の主である。赤い戦いの神だ。
「それを覚えておくことだ」
「そしてアーレス様さえ御健在ならばだ」
「我等は何度でも蘇ることができる」
「アーレス様の御力によりだ」
 だからこそ彼等は今いる。それは事実だった。
「最後に勝つのは我等だ」
「何があろうともだ」
「それを覚えておくがいい」
「冥界でそれを思い知るのだ・・・・・・」
 こう言ってそれぞれ息絶える。七十二の小宇宙が今消え去った。
 アーレスは己の玉座にいた。そこでその小宇宙達が消え去ったのを感じ取った。そのうえで今は傍らに控えるエリスに対して告げるのだった。

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