暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
卵料理……食べりゅ?・3
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ぇ、始めて聞いたわ。」

「中々地元以外じゃ出回らねぇ代物だしな。」

 今度はそのかぜ水入りの卵液を卵焼き器の中に。後は普通の卵焼きの要領で巻いていけば完成だ。

「ホレ、俺の一番自信のある卵料理……『かぜ水の卵焼き』だ。」

 3人が箸でつまみあげ、口に運ぶ。6つも使ったお陰で卵はフルフルと柔らかくて口に入れるとほどけていく。そして広がるウニの持つ磯の香りと濃厚な旨味。そして絶妙な塩加減。何度食べても飽きない、俺が考える最強の卵焼きだ。

「美味しいぃ〜〜〜!」

 瑞鳳は目を輝かせて夢中になっている。

「な?美味いだろ。」

「うん、とっても!」

 その無邪気な笑顔が見られただけでも、俺にとっちゃあ御褒美だぜ。……あぁ、かぜ水は卵焼きだけじゃねぇ。刺身の醤油がわりに、炊き込みごはんに、使い方は様々だ。もし興味が湧いたら買って使ってみる事をオススメするぜ。
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