687部分:第九十九話 宮殿の中へその一
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シャカもそれに応えて静かに頷く。これで決まりであった。
シオンはシャカに告げてから他の者達に対しても告げた。まさにいよいよであった。
「そしてだ。御前達はだ」
「はい」
「それではですね」
「わかるな。それぞれの相手がいる場所は」
それはもう言うまでもないというのだった。
「私は正門から入る。御前達はそれぞれの門から入るのだ」
「わかりました」
アルデバランが重厚な声で応えた。
「それでは今より」
「頼んだぞ。それではだ」
「わかりました、教皇」
カミュもまさに氷の剣と化している言葉で応えた。
「では我等もまた」
「任せた」
今度は一言であった。
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