23話目 古代の生命3
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へと落下した。
2度にわたって落とされたグレイは、体の痛みにイライラしながら足元の瓦礫を蹴り飛ばした。
(人を何度も落としやがってあのクソ野郎!! ビビの“むしのさざめき”で鼓膜ぶち破って、レパの爪で目ん玉えぐり出してやるぞクソ野郎!!)
グレイはその光景を想像する。
目と耳を手で押さえながら痛みでのたうち回り苦しむオコトを想像できたグレイは、ひとまず怒りを収めることに成功した。
地上階、地下1階、地下2階、の3フロアがぶち抜かれたことで、グレイの目の前には天井が高い戦場が広がっていた。
いつの間にか地下2階に降りて来たオコトが、新たなモンスターボール取り出しながら口を開く。
「さて、これだけ広くなれば使えますかね。ゴルーグ!」
ライフ団のオコトは、新たにゴルーグ(高さ2.8m)を繰り出した。
ゴルーグ、ゴーレムポケモン。地面タイプかつゴーストタイプ。
2本の脚で立ち、2本の腕がある。ロボットのような外見である。
古の時代に人工的に作られたポケモンだと噂されている。
ゴルーグを繰り出したオコトに対し、グレイも強気に言葉を返す。
「狭い場所では出せなかったポケモンがいるのは、こっちも同じなんだよ!」
言いながらグレイはモンスターボールを取り出して、ギャラドス(高さ6.5m)を出した。
「KK! あいつと遊んでこい!」
ネンドールを指でさしながらグレイはそう言い放った。
ギャラドスはすぐさまネンドールに向かって飛び出した。
「ポリゴン、あのギャラドスに“チャージビーム”」
「姐さん、受け止めろ!」
ポリゴン2からギャラドスに向かって“チャージビーム”による電気の束が発射される。しかしハピナスがそれを受け止め、“メガトンパンチ”による拳の一撃でポリゴン2を殴り飛ばした。
その間にギャラドスはネンドールのもとに到達し、ネンドールに向かって“たきのぼり”で水をまといながら突撃する。ネンドールも対抗して“げんしのちから”で岩を飛ばして抵抗する。
「ゴルーグ、“てっぺき”を使った後、ネンドールに加勢。攻撃は“シャドーパンチ”を軸に攻撃です」
オコトの指示により、ゴルーグは自身の防御力を大幅に上昇させる技“てっぺき”を発動した。
“てっぺき”で防御力が大幅に上昇した状態になったゴルーグは、“シャドーパンチ”でギャラドスを殴りつつ、技の合間にはごつい脚で蹴りを放ってギャラドスを攻撃する。
ゴルーグは、特性てつのこぶし、というパンチ技の威力が上がる特性をもっており、凄まじい威力で“シャドーパンチ”が放たれる。
対してグレイも指示する。
「ビビ、狙撃でKKを援護。レパは姐さんを盾にしてあのアヒルみたいなやつと戦え!」
ビビヨンはその場で
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