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STARDUST唐eLAMEHAZE
第三部 ZODIAC CRUSADERS
CHAPTER#39
星魔の絶戦 千変VS星の白金Z〜Desolation Crisis “Mammon” “Leviathan”〜
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遼遠(さき)で幾度と無く起きている現象である。
“人は運命を変えられない” とある識者は云う、
然り転じて紅世の徒もまた同様だろう。
 だが 『運命(ソレ)』 を “生み出した存在(モノ)” ならば変えるコトが出来る。
 在るべき流れを組み換え再構成し、歪みを正して新たな時空へと組み直す。
“スベテは元に戻った”
 半分以上瓦解した神鉄、微かな気流すら遺らなかった真空、
二つの極技が真正面からブツかる男の最終決着を 『神』 は認めなかった。






   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!
  ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!
 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッッッ!!!!!!





 七つの大獄、第 二 圏 滅 界(だいにけんめっかい)
 伝説の流法、破 戒 完 全 封 殺(はかいかんぜんふうさつ)
 その事実が物語る真の脅威を知る者は、死力を搾って激突した二人の男。
「……な、なんだったんだ? “いまのは!?”
エネルギーと装甲がスポンジみてーに、
存在(カタチ)なんか関係なく分解(バラ)けて消滅しやがった!?」
(一体、何が起こったというのだ……
『神威召喚』…… “天破壌砕” や “祭基礼創(さいきれいそう)
(いず)れとも較べものにならない、
もっと(おそ)るべきモノの片鱗を味わった……!)
 発する態度は対照的だったが、背筋を劈いた戦慄と冷たい雫は同様のもの。
 深慮するほどに自我崩壊を招きかねないほどの恐怖が心奥から沁み出るが、
貴公子と雷獣は己が怯懦(きょうだ)を強引に振り切った。
「オオオオオオオオオオォォォォォォォッッッッ!!!!」
「ヌオォォォォッッッッ!!!!」
 スタンドと本体、二つの拳が襲い来るより一瞬速く、
雷獣の翅翼が羽撃き砕けた神鉄ごと上空へと飛翔する。
 そして見上げる男がチェスの駒ほどに小さくなった高度で、
視るも無惨に破壊された装甲が蠢き、新たな獄威へと変貌を遂げる。
 シュドナイが一度の戦闘で、ましてや人間相手に
三度までの “大業” を行使するのはコレが初めてである。
 先刻と同じ事態を憂慮しないわけではない、だが力が拮抗しなければ、
“鬩ぎ合い” に成らなければ同じ結果に成りようがない。
 なれば微塵の余力も残さずこの一撃にて、
何をどうしようが防ぎ得ない“檄 鎚(げっつい)” にて。
 魂までも討ち砕く!
 その瞬間的破壊力なら “神鉄如意” 最強、
天空の高みより黒影と共に敲き堕とされる巨大な激震。
 吼 魔(こうま)塵 滅(じんめつ)七 大 業 第 参 烙(ななたいぎょうだいさんらく)
【|神 鉄 如 意《
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