少女は親友に誘われるのです
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き、残りの5万円は今まで何にも使わずにとっておいたおこずかい5万円をはたいて買う気だ。
これで僕の所持金は0円だ(泣)
まぁそれにみあうだけの買い物をするんだ。後悔はない。
さぁ十分に温まった。温泉から上がろう。
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俺温泉に浸かりながら先程の少女もとい雌豚について考えていた。
(俺はあの女に会ったことがあるのか?・・・いや、それはない。俺にあんな世間一般的に見て美少女というような存在には会ったことはあるが、友好的な関係を築いたことはない。大概俺をゴミでも見るような目で見てくるのが、俺に話し掛けてきた女の末路だ。だがなんだ、俺はあの女を知っている。・・・誰だあの女は、低い身長であざとく上目使いで話して、本人は全くきずかないようす・・・・・・っ!?)
そんな話し方をするやつを俺は一人だけ知っている。いや、一人しか知らない。
「まさか、・・・・乃愛か?」
思わず口に出る驚愕の考え。しかしそんなわけないと首をふる。
(いや、だが、よく考えれば考えるほどあの女の行動は乃愛に似ている。・・・クソッ)
俺は勢いよく温泉から上がり脱衣場へ向かった。
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温泉から上がり、しばらくボーッとしてから帰るために立ち上がると後ろから声をかけられた。
「おいあんた、ちょっといいか」
(・・・ナンパ、な分けないよな)
振り替えると、先程の男の子、志崎孝助が髪から水を滴らせながらこちらを見ていた。
(ギャァァァァァァァァァ!!)
あまりに刺激の強い光景に心で叫び声をあげる。どうにも女の子になってから感覚までもが女の子になってきている。驚いた時とか「きゃっ」とかだし。
「はっはい、ななななんでしょうか!」
噛みながらどうにか返事をする。孝助は少し苦い顔をして話し出した。
「あー、 game in the realworld onrainってしってるか?」
意外な言葉が出てきた。
「えっと、はい、知ってますが、それがどうしました?」
「いや、大したことじゃないんだが、それをするつもりはあるか?」
「はい、あります、けど」
「それで俺と俺の友達と一緒にプレイしてくれませんか?」
「はい?」
「無理ならいいんですが」
「あ、いえ、大丈夫です。こちらこそお願いします」
「ありがとうございます。では・・・」
その後、孝助にオープン初日にどこで集合するかを話し合って別れた。
孝助が去ったあと、僕は一人で立って呆然としていた。
「どうしよう・・・・」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
俺は帰ったあと後悔した。
「名前聞けばよかった」
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