第一章
[2]次話
平安将棋について
平安将棋という将棋について書かせてもらうね。
平安将棋っていうのは将棋の一種で二人で遊ぶボードゲームだよ、資料として一一二〇年辺りに書かれたと言われている習俗辞典二中歴という本に平安大将棋と一緒に紹介されているよ。この中ではただ単なる将棋という名前だけれど後の小将棋や今現在の本将棋と分けてこう呼ばれているんだ。
具体的にはこの習俗辞典二中歴の第十三、博棊歴という部分に紹介があるよ。ただし昔の文章で漢文で書かれているので漢文のことを勉強してから読もうね。そしてルールもあるけれど文献にしか載っていないから当時本当にそのルールで遊ばれていたかはわからないよ。
基本ルールはこの将棋が基になっていると言われている今現在僕達がしている将棋と同じで将棋盤の上で行うんだ。ただ将棋盤の大きさは縦横八マスずつと言う人もいれば縦は八マスで横は九マスと言う人もいるし横九マスという人もいて本当はどれかはわかっていないよ。
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