第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真剣で私に恋しなさい 〜マジバトル、二回目〜
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っはっはっはっは!!!!ついにこの時が来たな!!!」
「めんどくせーー」
「別の世界とか、そんなことは今はいい!!お前が変な力を持っているのも、どうでもいい!!ただ、どちらが強いのか、それを確かめ合いたいッ!!!」
「世界最強決定戦か・・・だったら、負けるわけにはいかないよな?」
蒔風が力を借りることで、その手にベルトを握って装着する。
「モモにはさ・・・・・やっぱしモモだろ!」
ファン!カチッ、♪〜〜〜〜〜
「オレのカッコイイ変身、見せてやるからよく見とけ。行くぜ?変身!!」
《Sword Form》
オーラアーマーが周囲に現れ、身体に装着。
赤い装甲は闘志の証。
全身からオーラを吹き出し、ポーズを決めて、見栄を切る!
「俺、参上!!」
「ほう?」
「今回は前座が何人かいたがな、こっからは・・・・・最後の最後まで徹底的にクライマックスだ!!!行くぜ行くぜ行くぜェ!!!」
なり切りながら、ソードを振り回して百代に切り掛かる蒔風。
百代は気を込めた腕でそれを受け止め、蹴りを放つがふざけた挙動でそれを蒔風がかわし、再び切り付ける。
ガキッ!!
「ははは!面白いな!」
「バトルマニアはいいけどよ、戦う為に戦う戦闘中毒は嫌いだよ!!」
ガンガン!ガゴッ!!
押収する蒔風の剣撃と百代の拳撃。
蒔風の剣撃はすべて防がれる。
だが、拳撃はそうではない。
確かな急所に拳が命中し、蒔風が少し下がる。
だが下がっただけで効いてなどいない。
押されたから後ろに下がった。
まるでそのような感じで、ゴキリと電王の姿の蒔風が首を鳴らす。
「よーしよし。じゃあこれはどうだ!?」
効いていないのを見て、むしろ喜びながら笑う百代。
そして、百代の姿が消える。
そして次の瞬間、蒔風の背後に現れ拳が振るわれ!!
ドゴォ!!
粉塵が上がり、二人の姿が隠された。
だがすぐに風が吹き、それを取り払って二人が姿を現す。
そこにいたのは
《Ax Form》
すでにアックスフォームに変身した蒔風が、百代の拳を捕まえていた。
「ふ、ふははははは!!これを見抜くか!最高に面白い!」
「そうか。だったらその顔、今すぐ泣き顔にしたる。俺の強さは、泣けるからなぁ!!どすこいィ!!」
張り手で百代を押し出し、悠々と歩いて迫る蒔風。
それに、百代が腕に気を込めて
「かーわーかーみー・・・・」
「ムッ?」
「波ーーーーーーッッ!!」
気を放出し、かの有名な攻撃に酷似した砲撃を打ち出してきた。
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