日本のビールの底力!〜アサヒ編〜
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とむず痒い物があるんだがよぉ。」
少し照れ臭い。しかし日本のビールの本質は伝わったらしい。口の中の味をリセットしつつ、余韻を引き立て、もっと食べたいと食欲を刺激する。日本のビールの楽しみ方はこれだ。
「さぁて、それじゃあスーパードライに合わせてもう一品。」
今度は日本を代表する料理、天ぷらだ。だが、ビールに合うように変わり種のかき揚げをご紹介。
《ゴーヤのスタミナかき揚げ》※材料5人分
・ゴーヤ:1本
・豚バラスライス肉:100g
・紅しょうが:40g
・小麦粉:大さじ2
(天ぷらの衣)
・溶き卵:1/2個分
・小麦粉:1カップ
・水:溶き卵と合わせて1カップ
揚げ油:適量
(香味塩)
・ガラムマサラ(無ければカレー粉):1g
・塩:2g
では作っていこう。ゴーヤは両端を切り落とし、半分に割って種とワタを取り出して2mm幅の薄切りに。豚肉は1cm幅にカット。
ボウルに汁気を切った紅しょうがとゴーヤ、豚肉を入れたら、全体に小麦粉をまぶしておく。こうする事で後々衣が具材に絡みやすくなる。
別のボウルに天ぷら衣の材料を入れて軽く混ぜ合わせ、衣を作る。粉をまぶした具材の入ったボウルに衣を入れて、ザックリと混ぜ合わせる。
後は170℃に熱した油に大きめのスプーンで入れてやり、カラッと揚げる。油を切ったら香味塩を準備して完成だ。
「さぁ、『ゴーヤのスタミナかき揚げ』の完成だ。熱い内に食ってくれよ。」
サクリ、シャクシャクと良い歯触りの音が聞こえる。少し苦味のあるゴーヤを豚の脂の旨味が包み込む。そこに紅しょうがの酸味と辛味のアクセント。これはたまらんぞ。
「うん、天ぷらってちょっと油っぽいけど、このビールを飲むとサッパリするね!」
美味しそうに頬張るレーベ。その隣ではマックスがかき揚げ、ビール、かき揚げ、ビール、かき揚げ、かき揚げ、またビールと夢中でがっついている。普段おとなしい印象の娘がこういう姿を見せてくれると、皆に上手く溶け込んでいるんだな、と安心する。……と、俺の視線に気付いたのか、マックスが赤面してそっぽを向いた。可愛い奴め。
「さぁさぁ、ビールはまだあるぞ〜!」
さて、お次はどれにしようかな?
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