艦娘とスイーツと提督と・4
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ィーを一口。合わないワケがねぇよな、ウン。
「やっぱりスーパーとかコンビニで買うアップルパイとは違うなぁ。」
「そりゃあな。ありゃアップルパイというよりアップルデニッシュだからな、別物だ。」
「へぇ〜……あれ?この中身の林檎、随分赤いね?何で?」
お、そこに目を付けたか。やはり改二になって少しは成長したのだろうか。
「あぁ、その中身のコンポートは俺特製でな。林檎を煮詰めるのに赤ワイン使ったんだ。少しワインの酸味と香りが付いて、ただのコンポートよりも酒に合うように作ってある。」
「やっぱりお酒なんだね司令官の料理の中心は。」
「当たり前だ、BarだぞBar。酒飲まないでどうするよ。」
「そりゃそうだねwねぇ司令官、アイス無いかな?パイに載せて食べたいんだけど。」
まだ温かいアップルパイの上にアイス。間違いなく美味いだろう。美味いだろうが……
「いいのか皐月ぃ。アイスはあるにはあるが、カロリーとんでもない事になるぞ〜?」
「えっ……?」
「この間採寸したばかりの改二の制服、入らなくなっても知らんぞ〜?w」
と、ちょっと悪戯心が芽生えたので言ってみた。
「し、司令官がこんなに美味しく作るのがいけないんじゃないかぁ〜っ!」
と、よくわからん責任転嫁をされつつも、結局皐月はパイを1ホール全てペロリと平らげ(内3/4はアイス載せ)、しばらく島風に付き合ってランニングする姿が見られたというのはまた別の話。
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