21話 悲劇の村
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
て、小声で話しかけてきた。
「ん?どうしたんだ?」
「ああいう強気の女性を見ると、何故か背筋がゾクゾクします。
主様が二人になったような感じですな。
これからの毎日が楽しみになって――」
「Mか!?」
僕の周りにいる女性は、どうしてこんなにも変人ばっかりなんだろう。
いや、世の中の女性が基本的に、こんな奴らばっかりと考えた方がいいのか……?
『犬さん、考えたらダメだお』
『女の欠点を受け入れないと、共同生活はできませんぞ!』
「……まだ聞いてなかった事があるで!」
しかも、ナズニャンはまだまだ文句があるのか、大きな声をあげて言葉を続けた。
「お前らの代表って誰や!
まさか、そこの三歳児やないやろうな!」
「ああ、僕が代表だ」
「アホかぁー!?
人生経験ほとんど皆無の子供を、代表にするとかアホかぁー!」
「こう見えても、君より年上だったりする!」
「本当にアホか!?
どう見ても300歳超えてないやろ!?」
……この猫娘、16歳くらいだと思ったら……300歳超えてた……。
見た目が若く見られるような服装と、猫娘の要素が重なって、少女に見えるな……。
それにしても胸が大きい……でも、僕は尻尾がフサフサして大きくないとダメだから……微妙な気がする……。
細長いシンプルな尻尾って、モフモフのしがいない……。
モーニャンみたいな大きすぎる尻尾が理想的なのだが……
『女性を尻尾で差別するのはいけないですぞ?』
『オッパイがいっぱいおっぱいだお』
……こうして、新たに200人が加わり、輸送部隊が800人になった。
士気を向上させるために戦略輸送部隊という格好良い名前をプレゼントし、略奪品を村に運搬する仕事とかを主にやってもらわないといけないくらいに、無駄に輸送量が有り余っている。
相変わらず、戦闘員はたったの50人である。
どうやら、僕が勝つと……村の不良達以外は、誰も信じてないようだ……悲しい……。
信頼を得るためには、勝利する必要があるな……。
『ほとんど輸送部隊だらけな件』
『なに、この盗賊集団……』
ーーーーーーー
(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)先生ー!猫娘は貧乳の方が良いと思いますー!
(´・ω・`)馬鹿め。
貧乳が似合うのはロリだけだ。
(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)確かにそうだ!?
猫娘ってロリで貧乳属性の方が需要がある!?
……でも、巨乳で美少女も価値があるような……?
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ