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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第242話 ボス第2戦目
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るから。………(もし、リュウキ君が言ってた事が、的中しちゃったら、その次第じゃないと思うけど)」
ランの質問に、アスナはそう答えた。
ボス攻略だが、リュウキがいるのといないのでは、難易度が遥かに違ってくる。リュウキが後から入ってきても、パーティメンバーである以上、特に問題は無いのだけれど、全員揃ってからの方が断然良いのだから。
「よーし! さっきよりも、ずっと早くに攻略して、後から来たリュウキに『おそーい!』って言ってやろうぜ!」
「あはは……、でも 1人ですからね。仕様がないと思うけど……?」
「何言ってるんだ、テッチ。油断しちゃうと、追い抜かれちゃうかもしれないぜ? ほら、ランに勝っちゃう男なんだから。何しても驚かないよ!」
まさにジュンの言う通りだ。どんな事でもやってのけちゃう人だから、驚かない。
ついさっき、披露した魔法もそうだが、それ以上にこのメンバーにしてみれば、ランと戦い、勝った事実だけでも十分すぎる。
「あははは………、さすがリュウキくん、だね。でも、スリーピングナイツの皆も、十分すぎる程凄いんだけどなぁ」
「あ、それ判る。……私たち、完敗しちゃったから」
アスナとレイナの2人は、ジュン達の話を聞いて、軽く苦笑いをしていたのだった。
軽く話をしながらも、せっせと攻略を進めていき、先ほどよりもはるかに速いペースで走破した。
ボス部屋前の回廊に到着したタイムが約30分。如何に、一度攻略しているとはいえ、驚異的な数値だと言える。……リュウキがいない上でのこのタイムだから、やっぱり脱帽ものだ。
「よーし! いっちばーーんっ!」
「あーー、コラまてーーーっ! ボクが一番だよーーっ!」
ジュンが勢いよく駆け抜けていくのをユウキが追いかける。皆も2人に続いた。
軈て……あの大きなボス部屋に通じる巨大な扉が見えてきた。
そして……もう1つ、見えてきたものがあった。
それは、メンバーにとって……、完全に想定外のもの。
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