十三話 テスト期間
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ミカ「山崎君来ないね〜」
いつもならもう登校してきてもいいのだが山崎はまだ来ていない、テストの日だから?いいやあいつの事だからテストをサボることはないだろう
寝坊してダッシュ…ってのが良いところだろう
テスト開始まで後10分
山崎はまだ来ない
テスト開始まで後5分
山崎は来る気配がない
「ミカ、5分前だ、席に着いとけ」
ミカ「はぁ〜い♪」
ミカは席に戻り筆記用具の準備をしている
テスト開始まで残り30秒をきった
遠くから声が聞こえる
ものすごい速度で段々声が大きなっていき、その声の発生源が教室の窓を突き破り到着した
遅刻間際によくやるダイナミック登校だ
山崎「先生!セーフっすよね!」
先生「時間はセーフだ、だが後で職員室に来い」
山崎「え?マジで?嘘だろ…」
教室の窓を突き破って登校したんだ当然の報いだ
___一日目テスト開始___
テストは一日三教科、それを三日やる
テスト期間は早く帰れるが大体の人は勉強をするだろう、一部諦めて遊ぶ奴いるみたいだが…
テストが配られ問題を解き始める
割りと簡単な問題が多く教師からの嫌がらせか引っかけ問題も最後の方に少しだけある
しかし、ある程度内容を把握していれば大して難しくない問題であった
___二日目テスト開始___
テスト二日目だ、昨日やったテストの教科より簡単な教科なのだが何故か異様に問題が難しい
しかしたまにほぼ答えが出ている問題があり難なくクリアしていく
山崎は後ろで「うーん…これは…」などと呟くので割りと迷惑をする
___三日目テスト開始___
テスト期間ラストに突入した
三日目比較的に簡単な問題や教科ばかりで開始5分足らずで終わりほぼ寝て過ごした
___テスト終了___
テストが終わり素早く帰りの用意を、後ろでぐったりとダウンしている山崎に「帰るぞ」っと一言言う
山崎は「おう…ちょっと待ってくれ…」と呟き帰りの用意を始める
山崎「よし…帰るぞ!テストは諦めるぜ!」
山崎は満面の笑みでテストを諦めた、一日かけて勉強を教えたのに…一応赤点の数の予想を聞いてみる
「赤点、何個付きそうなんだ?」
山崎「三個だな!つまり三教科補講でまぁ大体九時間分補講すりゃ終わるな!」
どや顔三個と言う山崎に呆れる事しか出来ない
少しは不安にならないものなのか…
ミカ「ゆっきー、山崎君、一緒に帰ろ〜♪」
山崎「おう、ミカちゃんか、よーし!帰るぞ!」
「ゆっきーと呼ぶなゆっきーとせめて…冬季…だからトキとかにしとけよ」
ミカ「ここは世紀末じゃないよ〜?」
山崎「久しぶりにまた読みたくなったな…本屋行こーぜ!」
ミカ「そうだね!行こう!」
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