暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
11eyes 〜それは友と明日のために〜
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、オンッ!!!!」

させるかと舞あk是が超高速移動で駆けた。


駆の背中に迫るは「奴」の投げた魔導八天のうちの一本。
それを止めるべく、蒔風が駆の目の前に飛び込んで・・・・・






ドシュッ!!!!!


その手の平で受け止めた。
己の手を貫いたそれを抜いて投げ捨て、駆に蒔風が振り向き言った。


「よくやった!!」

「なんとかな!」

そんな言葉を交わしていると、賢久が奴に火球を投げた。

するとそれが「奴」の目の前で一気に大きく広がり、巨大な日のドームは「奴」を覆いつくしてしまった。

だが、そうなったのはモノの数秒。
「奴」はその火炎を腕を振ってかき集め、雪子と賢久に投げ返す。

だが雪子はその場で瞬時に回復し、賢久は発火能力者だ。そもそも炎はあまり効かない。


一進一退の攻防に、「奴」が忌々しそうな声を出して駆に叫んだ。




「だぁ!!うっとおしい!!!!なんなんだお前らは!!!チマチマチマチマと!!!!」


「オレたちは・・・オレたちはただ、約束をしただけだ!!!」

「約束?なんのだよ。蒔風とか?」

「違う。そうじゃない。オレたちがした約束、それは・・・・・」


「行くぞ、駆!!!」



「「「「「「「友と、明日のために、だ!!!!」」」」」」」




【11eyes 〜Tumi to Batu to Tugunai no Shoujo〜】-WORLD LINK- 〜WEPON〜!!




WORLD LINKが発動し、皆の力の源、「虚無の魔石の欠片」が駆に集まっていく。
そしてそれは雷切に注ぎ込まれ、途方もない電撃を放ちながら伸びてゆく!!!!!



「準備完了だ」

「させてなるかよ!!!!」

「奴」が駆を止めようと走りだす。
だが、蒔風がそれを許さない。


サギギギギギギギッ!!!!


「奴」の身体を剣で突き刺し、地面に縫いとめる。
「奴」がそれに苦悶し、怨嗟の声を上げた。


「蒔風ェェェエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!」

「オレだって何回貫かれたと思ってんだ。たまには清算させろ」




【11eyes 〜Tumi to Batu to Tugunai no Shoujo〜】-WORLD LINK- 〜FINAL ATTACK〜!!



駆の剣に、さらに蒔風の力までもが乗り、その太さを増していく!!!


「消 え ろォォォォォォおオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

「なっぐ・・・ガアアアアアアアアアアアルアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」




ドシッ!!!ズ
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