IFエンド 「シュテル・スタークス」
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からチョコが消えた。ショウの手の中に移ったからだ。それはつまり私の想いを彼が受け入れたことを意味する。
「……今日のお前はやっぱり変だ」
「そうですね。雪が降っているのに体も心もポカポカしてます……それだけ私の中にあるあなたへの想いが激しく燃えているのでしょうね」
「バカ、あんまり燃やすな……燃え尽きられでもしたらこっちが困る」
「バカと言った方がバカなのですよ。そんなことを言うなら……あなたが静めてください」
そう言って私は目を瞑る。
すると……そっと頬に手を添えられ、次の瞬間にはショウの唇が私の唇に重なっていた。寒空の下に居たせいか、それは冷たい口づけ。けれど、とても心地良く感じられ……私の想いという名の炎はさらに激しさを増す。きっとこれからもそれは増して行くのだろう。
何故なら……これからは公私ともに私はショウのパートナーなのだから。
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