策謀・計略悲喜こもごも
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めている戦艦だ。
「それで今困っててねぇ〜……」
「あん?何が。」
「いやね、アイオワの艤装が先に出来上がっててさ。主砲の試し射ちの任務がウチに回ってきたんだけどさぁ。」
成る程、言いたいことはわかったぞ。
「お前のトコは祿に戦艦が育ってねぇものな。積み込む奴がいねぇのか。」
「そう言うコト!……それでさぁ、代わりにやってくんない?」
「あ?まずくねぇかソレ。国際問題なっちゃったりするんでねぇの?」
「そこはホラ、上手くやるからさ!頼むよ、ネ?」
「……考えといてやるよ。」
俺はそう返して、タバコをふかした。
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