654部分:第九十四話 最強の聖闘士その一
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てもらう」
「ふむ」
童虎はその言葉を聞いてだ。まずは一言出した。
そしてそのうえでだ。こう返してきたのである。
「わしにあの聖衣を着よというのじゃな」
「そうだ。早く着るがいい」
実際に彼にこう告げたキュドイモスだった。
「それまでの時間は与える。そのうえで闘うとしよう」
「さもなければ闘うつもりはないか」
「狂闘士は闘いのうちに悦びを見出す」
それこそが彼等なのだった。闘いこそが全てなのだ。
「だからこそだ。弱い相手なぞ何の眼中にもない」
「その言葉はわかった」
キュドイモスの言葉は受けたのだった。
「よくな。わかった」
「では早く着るがいい」
「しかしその前にじゃ」
「むっ!?」
「共に向かおうぞ」
キュドイモスに対して不意にこんなことを言ってきたのである。
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