絶望のロンド 前編
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「ドラゴンファング……! 」
そしてドラゴンファング四基を射出し、自身の腕とアルケオニスガンダムの腕に噛みつかせて固定する。
「……………………」
黒い翼を羽ばたかせ、そのままブラウドライツガンダムの両腕に巻きつかせる。すると、サーベルの性能を持っていたのか分からないが、固定していたブラウドライツガンダムの両腕とドラゴンファングを破壊する。
「っ…………! 」
両腕を破壊されたが、辛うじてGNドライブは無事だった。だが、完全に無防備の状態になってしまい、その場に倒れてしまう。
「死ね」
刀を構え、ブラウドライツガンダムの胴体目掛けて突き出す。
「やらせねー! 」
ヴァサルティスガンダムが間に割り込みシールドで受けるが、先程と同じように腕ごとシールドを貫通し、さらには胴体にも突き刺さっていった。
「ぐっ…………!けどよ!これ以上はオメーの好き勝手にやらせねーよっ! 」
ヒメラギはスロットであるコマンドを選択すると、コンソールの中心に一つのボタンが現れる。
「俺も一緒にいってやるよ!カグラ! 」
ボタンを殴るように押すと、ヴァサルティスガンダムから淡い光が放たれる。何事かと思い、アルケオニスガンダムは刀を抜こうとする。
しかし、ヴァサルティスガンダムはあえて前に出て深く突き刺さり、刀を抜きづらくする。
「これで終わりだ…………」
すると、ヴァサルティスガンダムから大きな爆発を起こり、アルケオニスガンダムを巻き込んだ。
そう。ヒメラギが選択したスロットは、自爆ボタンだ。自身を犠牲にし、アルケオニスガンダムを止めることを選択したのであった。
「…………………」
爆風の中から黒い翼で機体を包んでいたアルケオニスガンダムが飛び出してきた。翼で爆発のダメージを減らし、自身の損傷を軽微に抑えたのであった。。
『取った! 』
アルケオニスガンダムの背後から、ハンマーを構えたアルデオガンダムが接近していた。地面に叩き落とす勢いでハンマーを降り下ろしたが、アルケオニスガンダムの反応速度が上回り、残ったアルデオガンダムの腕を斬り飛ばす。
『しまっ……! 』
『やらせません! 』
ダブルオーライザーの改造機がGNソードUブラスターで二機の間に砲撃してきた。その隙にアルデオガンダムは距離を取ったが、すぐに追いかける。
ダブルオーライザーは両手にGNソードUブラスターを装備し、やらせないと言わんばかりに砲撃をしてきた。しかし、アルケオニスガンダムは軽々と回避し、アルデオガンダムに追いつくと左手で頭部を掴み地面へと叩きつけるように落下する。
『カザマ先輩! 』
両肩、両足、頭部を切断していき、最後に左手のゴッドフィンガーで胴体を突き
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