孤独の戦い 前編
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「だといいけどな。さて、そろそろ試合が始まるし、俺達は見届けるとしよう」
ーーー−−
「…………始まるか」
バレないようにイヤホンを耳に付け、対戦相手を見る。
条件はコイツらに負けること…………もしかしたら、コイツらが何かしたかもしれねぇな。けど、今はどうでもいい。
『GUNPLA BATTLE combat mode』
『Startup』
『Model Damage level Set to B』
『Please Set Your GPベース』
今は…………アイツを助けるために…………。
『Beginning plavsky particle 』
『Dispersal』
『Field 6 Ruins』
フィールドは廃墟で、薄暗い街並みだ。
『Please Set Your GUNPLA』
『BATTLE START』
「…………カグラ レイ。アルケオニスガンダム…………やるぞ」
「ヒメラギ トウヤ!ヴァサルティスガンダム!いくぜー!! 」
「サクラ!ティグリスガンダム!出る!! 」
「セシリア リート…………ブラウドライツガンダム…………イキます! 」
「アキザワ セイヤ!チームアスタリスクホープ!!発進する!! 」
バトルが開始すると同時に、イヤホンに機械音が流れた。そういや、スイッチを入れっぱなしだったな。
『試合中はこうして通話をさせていただく。状況に合わせて指示も行う。いいか? 』
「…………アマネは無事なんだろうな? 」
スザクモードに変形し、ティグリスガンダムを上に乗せて先行する。
『勿論だ。なんなら、映像をそちらに送ろう』
男がそう言うと、画面の右側に映像が映った。そこには、写真と変わらずアマネが拘束されたままだった。
『さあ。では健闘を祈る』
負けろって言っときながら、何が健闘を祈るだ。
「カグラ レイ。何をボーッとしている。撃墜されたいなら構わないが、私を巻き込むな」
「…………悪い」
「どうした?いつにもなく素直ではないか。気色悪い」
「うるせえよ。それより敵が見えてきたぞ」
正面を見ると、前衛に白いガバカーリーにヤークトアルケーガンダム。
後衛には黒白のダブルオーライザーに、GNソードUブラスターとGNソードUに変わってGNソードUロングを二本に変更。
右のGNドライブはGNソードUブラスター。左のGNドライブはGNシールドピット七基を装備している。
そして、中衛にはセラフィムガンダムをベースに 、両肩にはガンダム試作二号機のフレキシブル・スラスター・バインダー。 脚部にもガンダム試作二号機の装
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