レベル7中編 崇高なる存在は幻
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ることが無いのなら、ターンエンドするものよ」
「くそ……ぉ」
「……」
樢は目を見開き毛糸をねめつけるが毛糸は冷たい表情だ。
それから少しの時間の後、
「たーん、」
樢は絞り出すような声で呟いた。
「えん、ど……」
「20ターン経ったので、私の勝利」
「うぉぉぉぉおおおぉおぉぉお!!」
決闘に敗れた樢は血を吐くように絶叫した。
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