65部分:第七話 恐怖の集結その七
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え」
「七人で、ですね」
「ここでの戦いはこれで決めるからな」
こうも六人に対して告げた。
「そのつもりで行くぞ。いいな」
「了解」
「それじゃあすぐに」
こうしてデスマスク達はロファールの追撃にかかった。彼等はわかってのことである。またカナン達も彼等の動きを正確に把握したうえで動いていた。
「来たな」
「はい」
「今確かに」
ユニとリィナがカナンに対して述べる。彼等はライプチヒ郊外の森に待機している。そこにはサムソンとアトロムもいる。やはり戦衣で既に武装している。
「出たのは七人」
「ここに来ている聖闘士全員です」
「そうか、全員か」
カナンは二人の話を聞いてまずは左手の指を口に当てた。その姿で思索に入った。
「一人は予備で残すと思ったのだがな」
「キャンサーも来ております」
「あの男もか」
リィナの言葉を聞いてまた考える顔になる。
「はい、彼等の先頭にいます」
「そのうえでロファール追撃の指揮を執っています」
「ふむ」
ここでカナンは右手を掲げた。するとそこに水晶を思わせる球体の透明の画面が現われた。見ればそこにデスマスク達が映っている。彼等も森の中を進んでいた。針葉樹林から成るドイツの森の木々の間を縫いながら先を行くロファールの追撃を仕掛けていた。
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