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私の悪魔が囁く

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夕食を食べて、そのまま部屋にむかって、お風呂に入る。

お風呂は、夕食の向かい側にあったのでそれを使った。

お風呂上りに、牛乳を飲んで歯磨きをして、寝た。

「おやすみなさい。和泉さん。」

「おやすみ。」

和泉さんは、私の隣のベットに寝た。

「もー!若菜!なんで、和んでんの?!逃げなきゃ!」

「なんでだよ!!逃げる気サラサラないよ!」

「チッ。」

「え!舌打ち?!」

酷!と言っていたら、悪魔が言った。

「もう、若菜のお母さんとかに会えないよ?いいの?」

「え……。嘘、でしょ?」

私は、いつか会えると思っていた。でも、実際会えない。それはそれで悲しいな……。

「でも、しょうがないよ。会えなくても心は繋がっている。」

「は。呆れる。まぁ、せいぜいそうポジティブに考えな。もう少し。もう少しだから。」

あんたに、身体は渡さない!

「そう?でも、もう後に戻れないよ?」

「何が?」

「フフ。私のになるまで、待っててね。もう、戻れない。」

ぶわっと風が私に当たる。

「うわ!!」

一瞬、目を閉じて開けたらそこには、杖を持って魔法使いのような人が立っていた。

「も、もしかして、それが本当の姿?」

「そうよ。改めて初めまして。若菜。」


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