TSG
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「初めまして。若菜ちゃん。」
「は、初めまして?あのー。そこの4人さん。名前を言ってくださいてか、ここってどこですか?」
「じゃあ、名前をいうね。」
「最初は、僕から。若菜ちゃんの監視役、崎口 璃(さきぐち あきら)だよ。よろしく。」
メガネかけて、だるそうにしてる人が言った。
「じゃあ次、私ね!同じく監視役、私の名前は、齋藤 依麻(さいとう えま)よろしく!」
大人っぽい人が言った。
「次、同じく監視役!俺は伊藤 陽(いとう よう)よろしく!」
少し筋肉体質の人が言った。
「次に、同じく監視役。私は邨田 和泉(むらた いずみ)よろしく。」
1番背が小さい人が言った。
1通り自己紹介がおわって、私が挨拶をした。
「よろしくお願いします。皆さん。で、ここはどこですか?」
そう。これを聞きたかっんだ。
「えーと。TSHSって言って、多重人格障害者保護施設。若菜ちゃんは、TSGって言って多重人格障害者なの。そして、暴走する前にここに送り付けた。」
暴走?
「暴走ってなんですか?」
この質問に陽さんが答えた。
「んーと。悪魔が暴れるんだ。君の身体を乗っ取るんだ。でも、なんとか止めるから大丈夫!」
「はぁ。」
どうやって止めるんだろう。てか、悪魔暴走すんの?えー。やだなー。
「と、言うわけで今日誰が若菜ちゃんの事を監視するか、ジャンケンだ!いくぞー!ジャーンケーンポ!」
グー。グー。グー。パー。
で、和泉さんが、今日の監視役だ。
「和泉かったなー!よろしく!じゃ!そゆことでー。」
と言い出ていった。
「い、和泉さん!よろしくお願いします!」
「……よろしく。」
そして、夕食できるまで、待ったのだ。
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