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奇妙な暗殺教室
出会いの時間
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り、他の生徒たちにすれば普通に生活していればあり得るはずのない非日常の中で暮らしていたのだと容易に想像することができツッコミをいれずにはいられなかった。




「他に質問はあるか?えーと…お前名前は?」




「え?あ……うん。私の名前は倉橋陽菜乃っていいます。よろしくねジョーちゃん」




「ジョーちゃんって……名字が名前で呼んでくれ調子がくるうんでな」



正直ジョーちゃんは嫌だ。マジで嫌だ。フリでもなんでも無いとにかく嫌だ。だが、現実っていうのはは非情らしく




「どーしよっかな〜私の中ではジョーちゃんで確定なんだけどなぁ〜」



屈託のない笑顔で微笑む彼女は丈一郎にとっていつもの調子がくるう以外何者でも無かった。何時もなら適当にあしらう所だが恐らくこの少女にはそんな小細工は通用しないという確信が持てた。しかし、これから一年ジョーちゃんと呼ばれる事は全力で避けたい丈一郎は妥協案を提案する事にした。




「はぁ……ジョジョ」



「え?」



「ジョジョならどうだ?周りにいる連中や家族は俺のことをジョジョって呼ぶ。だからジョーちゃんは止めろこれ以上は譲れない。」



マジでこれ以上は譲れない…頼むからこれで折れてくれ




「うーん…東城丈一郎の城と丈でジョジョ…うん!よろしくねジョジョ」




「やれやれ…あぁよろしくな倉橋」




さて…なんとか納得して貰ったな。あとは他の奴からの質問は無さそうだな…だったらもう終わりで良いか?なぜだが知らないががさっきから数名の男子からの視線が痛いし…正直これ以上話すことなんて無いんだが




「自己紹介はこんな感じで良いか?殺せんせー」




「えぇ…十分ですよ。席は…そうですねぇ〜一番後ろの席にいるカルマ君の席の隣に座ってください。」




そう言い殺せんせーが触手を指す先には俺がこの学校で関わりたくない奴の1人である赤羽カルマが良からぬ事を考えていそうな目でこっちに来いと言わんばかりに手招いていた。





「やれやれ…1番関わるのが憂鬱な奴の隣か」




月を爆破した100億の値がつくターゲットに隣の席はトラブルメーカーの赤羽カルマ…
この2人の存在は俺の心は早朝の心地よい気分とは一変させこの一年が平穏とは全くかけ離れた物になる事を改めて実感ぜずにいられなった。




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