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奇妙な暗殺教室
出会いの時間
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それはその場にいる生徒全員が心の底からあるイメージを強制的に見せる……いや、思い出す結果となった。



(これは……ッ!)



(動きたいけど足がすくんで動けない…)



(間違いない……前に殺せんせーがど怒りの時に感じた…)




(((明確な死のイメージッ!!!!)))




そんなイメージを感じる生徒たちに対してターゲットは、というと…




「ヌルフフフ……最初の殺気も中々の物でしたが、その歳でここまでの威圧感と殺気は中々のものです。ですが、他の皆さんはその殺気と威圧感には耐えられませんのでその辺にしてもらえませんか?」




先ほどと同様緑と黄色のシマシマ模様で舐めきった態度で全く意に介せずケロッとしていた。そんな態度に毒気を抜かれたせいか奴の態度がどうでも良くなった俺は放っていた威圧感と殺気にそっと蓋を閉じた。



「やれやれ…本気で威圧したんだが…敵わないな」




「そうですねぇ〜私は殺せませんが良いアサシンになれますよ」





「あいにく俺の夢は俺は殺し屋じゃあ無いんでそんなものになるのはゴメンだね……んで、なんども聞いて悪いんだが俺の席は何処だ?殺せんせー」




「東城君、席に座る前に初対面の人もいるかもしれないので自己紹介をしてくださいね」




そう言う殺せんせーの言うことは最もなので俺は足元に散らばる対先生弾を除けながら教卓の前に立ち自己紹介を始めた。




「俺の名は東城丈一郎だ。趣味は読書と昼寝。嫌いなことはトラブルだ。まぁそこでシマシマ模様でニヤニヤして舐め腐っているターゲットのお陰でトラブルに巻き込まれるのはほぼ確定なのだろうが…できるだけ巻き込まないでくれると嬉しい」




今尚現在進行形でニヤニヤしてるからうざったくて仕方がない。後で覚えておけよ?クソダコめ




「はいはーい!トラブルが嫌いって言ってたけどどんなトラブルが嫌いなんですか〜?」




そんな事を思っているとフルフワヘヤー(?)の少女が手を挙げて質問する。




「そうだな…過去に体験した嫌だったトラブルだと……乗っていた飛行機が墜落したり、船旅の最中にテロリストにハイジャックされて船が沈んだり銀行の講座から金を引きおろそうとした際に銀行強盗が来たり……最近だとそのにいる赤羽の野郎のお陰で他校の不良に絡まれるのも嫌だ」





「「「「トラブルの規模が違うッ!!!」」」」




さも当然の様に過去に起こったトラブルをさらっと一つずつ挙げていく丈一郎はとても嘘を言ってる様にも聞こえなかった。つまり彼の言ってる事は事実であ
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