暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic20-A幕間〜After of Battle End〜
[1/11]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
†††Sideはやて†††
昨夜、地上本部と機動六課はプライソン一派の襲撃を受けて・・・壊滅した。地上本部を襲ったのは、なのはちゃんとフェイトちゃんとシャルちゃんからの報告で、巡航ミサイルによる攻撃やってことは判ってる。セントラルタワーの上中層がミサイルの攻撃で所々が崩壊してもうた。私らの居った会議室の天井も一部崩落したけど、私はシグナムが、カリムはシスタープラダマンテが護ってくれたから、幸い怪我はなかった。
(そやけど・・・)
隊舎に残ってヴィヴィオとフォルセティの護衛を務めることになってたチーム全員が、検査を含めての入院を余儀なくされるほどに怪我を負ってしもうた。特に酷いんはルシル君やった。調査官としての立場を捨て、ルシル君は前線に出張ってくれた。そんで昔のように、ホンマに酷い怪我を負った。アイリも未だに意識不明のようで、ルシル君とユニゾンしたままや。
「はやて、大丈夫・・・?」
「カリム・・・。うん、大丈夫や」
肩に手を置かれて名前を呼ばれる。機動六課の後見人の1人であるカリムや。今、私は聖王教会本部に来てる。今後の六課の方針を決めるための会議を行うためや。脚の長い円テーブルに付いてるのは私とカリム、そんでクロノ君や。
「寝ずに事後処理をしていたんだろ? 少し仮眠でも取るか?」
「大丈夫や。他のみんなも隊舎で寝ずに仕事してくれてるし、私だけ休むわけにはいかへん」
涙が出るほど頬をパチンと強く叩く。もう30時間近く休眠を取ってないからな。でもそんなことは言ってられへん。カリムから心配そうな目を向けられたまま。クロノ君は目を一度伏せた後、「そうか・・・。では続けよう」そう言うてテーブル上にSoundonlyと表示されたモニターを1枚と展開。
『御機嫌よう、我が永遠の兄弟にして宿敵・時空管理局の諸君。俺が、お前たちがいつまで経っても正体を掴み切れない天才科学者、プライソンだ。今夜送り届けたプレゼントは、俺からの宣戦布告だ』
流れるんはプライソンからの声明を録音した音声データ。映像はないし、声も加工されてる所為で歳や性別(俺って言うてるけど当てにならへん)は不明や。襲撃が止んだ直後に地上本部や本局に出されたもんや。
『この世に生み出され、そして今日までのうん十年間と溜め込まれた管理局への恨み、辛み、憎しみ、それらを込めさせてもらった。そして諸々の準備が終えたその日、本格的に俺たちは進撃してミッドチルダ全域を攻め落とし、ミッドチルダを支配する! 止められるものなら止めてみろ、地上本部、本局! お前たちが俺に依頼して造らせた質量兵器で、ミッドを火の海に変えてやろう!』
プツンと音声が切れたところで、「この声明で本局は大慌てだ」そう言うてクロノ君は大きく嘆息した。ミッドチルダを武力で制圧し
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ