ビーター
第一章
ギルド設立。
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俺はそんな微笑み、向かい合って置いてある自身専用のロッキングチェアに腰掛ける。
「あ、二人とも〜、装備外して良いよ?堅苦しいし。」
俺は未だに装備を外さず微動だにしない二人へ声をかける。
二人は立ち上がって装備を解いていく。
「あの、ジンくん……あっち向いてて……」
不意に片方が頬を赤らめ、もう片方に視線を送る。
しかし、ジンくんと呼ばれた少年は首を傾げるばかりである。
俺は深々と溜め息をついて立ち上がり、ジンくんの手を引っ張っていく。え?デジャヴ?うん、俺も。
「君!俺らはキッチンにいるからちゃっちゃと着替えちゃって!」
「ひゃい!ありがとうございましゅ!」
あ、噛んだな。さて、
「ほら、ジンくんも着替えちゃいな。」
「は、はい。」
しゅん、しゅんと機械音が響き、ジンくんの装備が解除され、再び身にまとわれていく。
ジンくんの格好は薄手のシャツと短パン。
俺はタンクトップとショーパン。
「あの、どうぞ!」
どうやら少女も着替えが終わったらしい。
「よし、それじゃあ、」
俺は扉を開ける。
「入団手続きを始めます!」
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