64部分:第七話 恐怖の集結その六
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った。
「他の狂闘士達とですか」
「そうだ。そいつが動いているのはそれだな」
「ではデスマスク様」
すぐにゾルダが言ってきた。
「すぐに彼等を追いましょう」
「ゾルダの言う通りです」
ゾルダの言葉にレンタスも同意して頷く。そのうえでの言葉だった。
「奴を追い新手と合流したその時に」
「まず奴等を倒しそのうえで」
「今いる奴等を倒すってことだな」
「はい、その通りです」
「それです」
ゾルダとレンタスはそれぞれそれを述べるのだった。
「それで如何でしょうか」
「そして返す刀で残った奴等を」
「そう簡単に行くか?」
しかしそれに異議を呈する者がいた。彼等の同僚のアッシュとブラウだった。
「罠じゃないのか」
「そうだな」
二人はその可能性を疑っていた。この場合この読みは当たっていた。
「我々をおびき出しそのうえで」
「挟み撃ちにして倒す。よくある戦術だ」
「罠か」
「その可能性は否定できないぞ」
「その場合どうするのだ?」
二人はこう彼等に問う。ジャミアンとディオも二人の話を聞いているうちにそれぞれ分かれていた。ジャミアンはゾルダとレンタスの慎重案に、ディオはブラウとレッシュの積極案に乗っていたのだった。そのうえで二人も議論をはじめていた。
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