第一話 「繋がった異世界」
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すると、昭晴もとい、仮面ライダーガイは静にうなすわくけ左肩のショルダークラッシャー・メタルバイザーのバイザー部に、カードデッキから取り出したカードをセットした。
『ストライクベント』
音声が鳴った直後、仮面ライダーガイの右腕にメタルゲラスの頭を模した刺突手甲・メタルホーンが装備された。
左拳をぐっと突きだして構えると、左右にメタルネールのクロー攻撃を繰り出し続けるメタルゲラスに加勢し、走り出す。
「……っらぁああああ!!!」
気迫の籠ったメタルホーンの一撃が、ディスパイダーの脚の間接間を掻い潜り、強烈な刺突を食らわせる。
「キリギィ!!!ギチギチギチギチ……!!!」
仮面ライダーガイは、その場から離脱ジャンプし、間合いを取り直す。
ディスパイダーはメタルゲラスから仮面ライダーガイに攻撃対象を変え、鋭い足の尖端で襲いかかった。
「おぉおおお!!!」
仮面ライダーガイはその攻撃に向かい出し、メタルホーンのナックルで応戦し、繰り出される攻撃を捌き続ける。
「らぁっっ!!!ふん!!!はぁあ!!!しゃあっ……また……懐が……がら空きに……なる……ぜっっ!!!」
一瞬の攻撃の隙を突き、仮面ライダーガイは懐に突っ込む。
そしてメタルホーンの一撃をディスパイダーの顔面にドォズンッと突き刺した。
「ギ、ギ、ギ……!!!?」
仮面ライダーガイは、悶絶するディスパイダーの顔面に、更にナックル、アッパー、フックを連続で叩き込んで圧倒。
加えてメタルバイザーのホーンタックルの一撃を加える。
仮面ライダーガイはそこから間合いを一旦とり、メタルゲラスと挟み撃ちにする体制に持ち込んだ。
「ゴォオオオ!!!」
そして、ディスパイダーの腹にメタルゲラスのホーン攻撃が、ディスパイダーの顔面に仮面ライダーガイのメタルホーンの助走を加えた刺突が、挟み込むように大ダメージを与えた。
「ギギギギ〜……!!!?」
「っしゃ!!!俺も加勢してやる!!!カードだな!!!」
魔理沙と文が固唾を呑んで見守る中、龍斗は戦闘の手本を見た事で、男の闘争心が掻き立てられ、同じようにカードデッキからカードを取り出して左腕のバイザーに挿入した。
『ソードベント』
すると、一振りのソードが上空より召還された。
「よっしゃ!!!いくぜ!!!」
龍斗は、ソードを振るいかざしてディスパイダーへと突撃した。
「だりゃああああああ!!!しゃああああああ!!!」
ギャイン!!!
ディスパイダーの脚へ刀身がぶつかり、火花を散らせる。
「おらおら!!!おらおらおらおらおらっ、しゃああああああ!!!」
剣撃の
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